社内イベントとは、企業が主催し、社員を対象に実施するさまざまな催しのことです。具体的には、社員総会や表彰式、忘年会、懇親会、チームビルディング研修などが含まれます。
JTBが公表した「ビジネスイベント意識調査(2024年7月実施)」によると、コロナ禍前と比べて社内イベントの開催頻度が増えたとする回答が増加。特に、ハイブリッド開催が増加傾向にあります。
このように社内イベントの開催が活発化している背景には、単なる交流の場としてだけでなく、企業が抱える組織課題への対策やコミュニケーションの深化といった、さまざまな目的があると考えられます。
参照元:JTB公式サイト(https://www.jtbcorp.jp/jp/newsroom/2024/08/27_jtb_research.html)
社内イベントは、部署や役職を超えた交流の場としても活用ができます。普段の業務では接点の少ない社員同士が交流を通じて相互理解を深めることで、風通しのよい職場環境づくりや、情報共有の効率化につながります。
結果として、業務上の連携がスムーズになり、組織全体の生産性向上が期待できるでしょう。
社員のモチベーション向上を目的に、社内イベントが開催されるケースも少なくありません。たとえば、表彰式や成果発表会などは、評価される喜びや自己肯定感を高める場となります。
また、経営陣から日頃の努力に対する感謝の気持ちを伝えることで、会社に対する社員のエンゲージメントを高めることもできます。
社内イベントに共同で作業するコンテンツを盛り込み、チームの結束力を強化するケースも増えています。近年多いのが、チームビルディング型のコンテンツです。
楽しみながら参加できるものが多く、自然と役割分担や協調性、課題解決力なども培えるのが特長。チーム力の底上げを目指すうえで、社内イベントは有効な手段といえます。
企業が掲げる理念や価値観を共有・再認識する場としても、社内イベントは有効です。企業の歩みや目指す方向性を社員全体で確認することで、組織の一員としての自覚が芽生えやすくなり、目標に向かってまとまる力が育まれます。
理念が日常業務にどう結びつくのかを具体的に伝えることで、社員の行動変容を促すこともできるでしょう。
業務の枠を超えた自由な発想が求められる場では、社員の創造性が引き出されやすくなります。社内イベントの中でも、アイデアソンやグループディスカッション型の企画は、異なる視点や経験を持つ社員同士の対話を通じて新たな発想を生むきっかけになります。
また、日常業務では発言しづらい若手社員の声が届きやすくなる場でもあります。こうした取り組みは、組織全体の柔軟性や変革力を高める一助となります。
社内イベントを外部の企画会社に依頼する際、「費用がどのくらいかかるのか」は多くの担当者にとって気になるポイントです。実はその金額は、イベントの規模や目的、開催形式、さらには演出内容やノベルティの有無まで、さまざまな要素によって大きく変わります。
本記事では、費用の内訳や、委託形態による費用の違い、見積もり時の注意点まで、実務に役立つ情報を幅広く解説します。
社内イベントを外注するメリットはさまざまですが、中でも一番大きなメリットとして挙げられるのが、プロによる質の高い企画や演出が可能になる点です。
一方で、社内イベントの外注は良いことばかりだけでなく、デメリットも少なからずあります。本記事では、外注のメリットとデメリットを紹介。それぞれの良い点と悪い点、両方を知り、外注先の選定に役立てましょう。
「コミュニケーションの活性化をしたい」と一口に言っても、業界によって相性の良いイベントは異なります。
ここでは業界別にマッチしやすいおすすめの社内イベントと、それをサポートしてくれる企画会社をご紹介します。
オンライン・ハイブリッド問わず幅広い規模の社内イベントとしてのeスポーツ大会の開催実績があり、企業の希望や予算に応じた柔軟な提案が可能。事前の練習試合やチーム編成など、交流を促す仕掛けを通して部署を超えた一体感を生み出します。
9種類の社内イベント向け謎解きパッケージを用意。物語の事前知識がなくても誰でも楽しめる内容なので、年齢や職種に関係なく、共通のゴールに向かって協力することで、自然なコミュニケーションを生み出します。
大手旅行会社として宿泊を伴うイベントの手配から企画・運営まで一括で対応可能。全国に点在する社員がスムーズに参加できるよう手配してくれます。さらに、イベントに特化した専門チームがあるため、旅行中の社員同士の交流を活性化できるような提案が可能です。