チームワークの課題解決には、「業務外の体験」を通じて関係性を再構築することが効果的です。その手段として注目されているのが、ワークショップ型の社内イベントです。
以下では、チームビルディングに特に効果が期待できるワークショップの具体例を紹介します。
チェックインは、自分の気持ちや状態を言語化して共有するワークです。アイスブレイクでよく用いられる手法で、進行役から指名された順番に、自分の今の気持ちを包み隠さず発表します。
メンバー間の相互理解を深め、対話の土壌をつくるのにおすすめです。
チームで協力しながら制限時間内に課題を解決する脱出ゲームは、情報共有や役割分担が自然に促される構成が特徴です。状況判断やコミュニケーション力が求められ、楽しみながらチームワークを体感できるワークショップとして人気があります。
eスポーツイベントは、年齢や体力に関係なく誰でも参加しやすい点が特徴です。チーム対抗形式で競う中で、メンバー同士の連携や戦略的なコミュニケーションが生まれます。オンラインでの実施も可能で、テレワーク環境下にも適しています。
WIND&ANCHORは、ポジティブまたはネガティブになる環境や行動について、各自発表を行うワークショップです。ポジティブとネガティブの両方を付箋に書き出し、得手不得手を客観視できるのが特徴となっています。
陽口ワークは、他者の良い点や感謝を"その人のいない場で"共有する手法です。陰口の逆をいくユニークな構成で、対象者の自己肯定感を高める効果も。関係性の再構築や職場の雰囲気改善にも役立つワークです。
ワークショップを実施するだけでは、十分な効果は得られません。成功には、課題の把握と目的に沿ったプログラム設計、参加者が安心して関われる運営体制にあります。たとえばファシリテーターの技術や、進行、使用ツールの選定、事前の案内なども成果に大きく影響します。
こうした要素を高い精度で整えるには、企画・運営に長けたプロの力を借りて、社内イベントとして実施するのが効果的な手段といえるでしょう。
社内イベントとしてワークショップを行う場合、業界や目的によって効果的な内容が異なるため、専門家に相談することをおすすめします。
それぞれの業界が持つ文化や働き方、人材の属性、繁忙期の違いなどにより、社員が有意義と感じるイベント内容が異なるためです。
特集ページでは、業界別に適した社内イベントやおすすめのイベント運営会社について詳しく紹介しています。併せてご確認ください。
「コミュニケーションの活性化をしたい」と一口に言っても、業界によって相性の良いイベントは異なります。
ここでは業界別にマッチしやすいおすすめの社内イベントと、それをサポートしてくれる企画会社をご紹介します。
オンライン・ハイブリッド問わず幅広い規模の社内イベントとしてのeスポーツ大会の開催実績があり、企業の希望や予算に応じた柔軟な提案が可能。事前の練習試合やチーム編成など、交流を促す仕掛けを通して部署を超えた一体感を生み出します。
9種類の社内イベント向け謎解きパッケージを用意。物語の事前知識がなくても誰でも楽しめる内容なので、年齢や職種に関係なく、共通のゴールに向かって協力することで、自然なコミュニケーションを生み出します。
大手旅行会社として宿泊を伴うイベントの手配から企画・運営まで一括で対応可能。全国に点在する社員がスムーズに参加できるよう手配してくれます。さらに、イベントに特化した専門チームがあるため、旅行中の社員同士の交流を活性化できるような提案が可能です。