こちらの記事では、新商品発表会について解説しています。開催する目的や内容などに加えて、実際に行われた新商品発表会の事例も紹介。企業イベントを企画したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
企業で新しい商品やサービスをリリースする際に行われるのが新商品発表会です。ホテルやショールーム、イベントホールなどで行われることが多く、プレゼンテーションや質疑応答、ブース展示などによって商品のコンセプトや魅力などを伝えます。
新商品発表会の目的は、新商品をお披露目しながらそのコンセプトや魅力などを伝えることです。どれだけ魅力のある商品だったとしても、知名度が低ければ売り上げにつなげるのは難しいと考えられます。そのため、新しく販売を開始するタイミングで新商品発表会を実施すれば、認知度の向上や顧客の獲得を目指せます。
また発表会を開催する際にメディアや新商品のターゲットなどを招待することにより、幅広い層で認知を高められるでしょう。
新商品発表会のプログラム例としては、下記のような内容が考えられます。
上記のような内容が考えられますが、プログラムを考えるポイントとしては、新商品のターゲットの興味や関心を集めるためにはどのようなイベントが必要かを検討する、という点です。イベントの一例として、ターゲット層に人気のある著名人などをゲストとして招待し、新商品に関するトークセッションを行うなどの方法が考えられます。
2023年7月、ライオン株式会社では液体洗剤の発売にあたって流通業者向け商品発表会を開催しています。こちらの発表会では、製品の特徴を紹介する動画を使用。こちらは「商品解説」の動画ではなく、プロモーションビデオのような構成とすることによって、商品の登場感と新しさが表現される動画となっています。
また商品発表会で使用された動画は、発表会後に商品の公式アカウントで実施されたキャンペーン動画としても掲載されました。
総合空調機器メーカーによる事例です。こちらの企業では、新製品の発表式典にメディアを誘致したいという希望を持っていたものの、式典を行う場所が遠方地にあり人を呼び込みにくい、またWEBメディア等の取材陣を大々的に誘致する知見がないという課題がありました。
上記への対策として、式典への交通費負担を提示して気軽に訪れてもらえるように手配を行ったことに加え、式典だけではなくメディア向けの工場見学を実施しました。その結果、取材陣17名の誘致に成功。これまで縁のなかったメディアの誘致もでき、幅広い層への認知拡大につなげられています。
ポルシェ初の電気自動車「タイカン」の日本で初めてのメディア向け試乗会の事例です。元々は東京から広島まで1週間の日本縦断が計画されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により計画の見直しを余儀なくされました。
そこで、開催箇所を1か所に変更して試乗会を開催。開催にあたり試乗ルートの決定や感染症対策の徹底、撮影に厳しい観光地との交渉・確保など多数の課題がありましたが、綿密な打ち合わせと事前準備で課題をクリア。試乗によりタイカンの操作性の良さを体感してもらえたとともに、幅広い層に向けてインパクトを与える撮影を行うことができました。
新商品発表会を開催する場合には、会場費や設備費用、資料等の製作費、広告宣伝費、人件費などさまざまな費用が必要となります。この点から、新商品発表会を開催する場合には、費用対効果について検討することが大切です。
また、新商品発表会にはさまざまなメディアの取材が入ることが予想されます。このような場で万が一問題が発生した場合にはネガティブな報道がされてしまう可能性も考えられますので、入念な準備を行う必要があるといえるでしょう。
新商品発表会の実施により、新しくリリースされる商品について幅広くアピールできます。新しい商品をさまざまな人に知ってもらえる機会となりますので、商品が持つ魅力をしっかりと伝えられるような発表会を企画しましょう。
実績 (実績数) |
250件~300件 (年間) |
---|---|
大人数対応 (1000人以上) |
〇 |
オンライン イベント |
〇 |
ハイブリッド イベント |
〇 |
対応地域 | 日本全国・海外 |
実績 (実績数) |
- |
---|---|
大人数対応 (1000人以上) |
〇 |
オンライン イベント |
〇 |
ハイブリッド イベント |
〇 |
対応地域 | 日本全国・海外 |
実績 (実績数) |
787件 (2017~2023年累積) |
---|---|
大人数対応 (1000人以上) |
〇 |
オンライン イベント |
〇 |
ハイブリッド イベント |
〇 |
対応地域 | 日本全国 |
※2022年1月時点
※選定基準…当サイトで紹介している企業イベント企画会社45社の中から、企画~運営まで全て対応していてリアル・オンライン・ハイブリッドにも対応している
会社をピックアップ。そのなかでも以下の基準に沿って会社を紹介しています(2022年1月調査時点)。
・ディーフレックス…演出やパンフレット等を手掛けるデザイナーが在籍している2社のうち2020年の実績が最も多い
・イベモン…予算・内容によって異なるパッケージプラン数が最も多い(プラン数:6つ)
・JTBコミュニケーションデザイン…唯一、人材活性化コンサルティングも実施している