カンファレンス・セミナー

こちらの記事では、企業イベントのひとつであるカンファレンス・セミナーについて解説します。開催の目的や内容、実際にカンファレンスを行った事例などについてまとめていますので、企業イベントの企画を検討されている方は参考にしてみてください。

カンファレンス・セミナーとは

カンファレンスは、一般的には「会議」などの意味で用いられている言葉です。ビジネスにおけるカンファレンスというと、やや規模が大きい会議イベントを指すことが多いといえます。そのカンファレンスで取り上げているテーマに関心を持っている人などが、有料または無料で参加します。

カンファレンスにはいくつか種類があり、オフラインやオンラインでの開催、さらに会場に少人数の参加者を招待するとともに、同時にオンラインでも配信するハイブリッドカンファレンスという方法もあります。

カンファレンス・セミナーの目的

ビジネスにおけるカンファレンスは、100人を超えるような規模で開催されますが、多くの人に情報を発信する目的で行われています。また、カンファレンスで取り扱う内容は重要度が高いことが多く、参加メンバーが意見を出し合って議論を行うことによって、業界における重要な情報の共有や、問題を解決することも目的としています。

カンファレンス・セミナーの内容

カンファレンス・セミナーの内容としては下記のような内容が考えられます。

• 各種セッション
• 外部講師を招いての基調講演
• 意見交換会

カンファレンスやセミナーでどのような内容が用意されているかは集客に直結するため、どのような企画を用意するかを検討する必要があります。例えば、人気がある外部講師を招いて基調講演を行うことによって集客が期待できますが、その場合にはスケジュールを早めに確保する必要があるといえるでしょう。

カンファレンス・セミナーの事例

非日常を感じられる空間にてセッションや基調講演などを実施

事業領域の周知や企業のエンゲージメント課題につながるソリューション・取り組み事例の紹介に加えて、顧客との接点強化・接点獲得を目的として行われたイベントの事例です。

こちらのイベントでは、合計10回のセッションの開催や基調講演、意見交換会などを実施。さらに、セッションと同時にケータリングサービスも行い、参加者が気軽に参加できる内容となっていました。また、イベントのテーマを「キャンプ」とし、参加者がリラックス感や非日常感を体感しながら和やかにコミュニケーションが取れるように設計されました。

2回のカンファレンスで3,000人を動員

新規事業の市場認知向上を目的として行われたカンファレンスの事例です。主催企業ではこれまでカンファレンスの開催経験がないこと、また市場認知のない事業分野での開催となることなど不安要素を抱えていましたが、1度目のカンファレンスはハイブリッド形式で実施。オンラインで多くの人へ視聴機会を提供しつつ、オフラインで講演者と参加者のコミュニケーションの場を提供することに成功し、さらにオンラインにて2回目のカンファレンスを開催しました。

その結果、2回のカンファレンスで合計3,000人が参加。新規事業の新しいテーマにもかかわらず、数多くの参加者を動員できています。

スタートアップの育成を目的としたカンファレンスを開催

2024年1月、STARTUP HOKKAIDO実行委員会による国際スタートアップ・カンファレンス「Hokkaido Innovation Week」が行われました。こちらのイベントは、スタートアップのビジネス育成や交流会を目的としたもの。世界各国からスタートアップや投資家、支援期間を招聘し、スタートアップと支援者のつながりづくりなどの場が提供されています。

イベントでは、オープニングパーティーやワークショップ、パネルディスカッションが行われました。

カンファレンス・セミナーの注意事項

カンファレンスやセミナーを行う場合には、基本的な目的を企画チームにて共有し、開催が目的となってしまわないように注意することが大切です。また、事前準備に時間をかけてトラブルが発生しないように備えておくことや、万が一トラブルが発生した場合に備えて対処方法をマニュアル化しておくことも成功に向けた重要なポイントです。

さらに、カンファレンス・セミナーの開催実績がある企業にサポートを依頼するのもひとつの選択肢といえます。

編集チームまとめ

企業イベントのひとつであるカンファレンス・セミナーについて解説してきました。企業によってさまざまな目的や形式で開催されるイベントですが、まずは開催の目的をしっかりと検討した上で入念な準備を行うことにより、成功に導いていきましょう。

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